Vtuber沼にはまった片足が抜けない話。

もう1年近くブログを書いていなかったのかぁ〜〜〜(1つ治安の悪い記事を消したことによるすっとぼけ)

どうも、こちらでは久しぶり。久々にログインしたら、文章として「いいんじゃないかこれ…?」と思う下書きがちょっとだけあったので、また気が向いたらひっそり置いておこうかなと思うけど、ネガティブな内容なのでどうだろう…人生、ネガティブな時のほうがいいもの書けたりするよね。バフじゃなくてパッシブにしてくれ頼む。

さて、タイトルの通りです。Vtuber沼…正確にはにじさんじ沼に踏み入れた片足が抜けません。
彼氏がにじさんじにハマって半年くらいかなぁ…?おすすめされた面白い切り抜き動画をぽつぽつと見て楽しんでたはいたんだけど。ハマらない程度に。
そうです、歳を食いましてオタクっぽいことがしんどいので控えてんですよこっちは!ファンアートの出力ができないからね!絵を描くにも文章書くにも体力と時間と発信できるほどの技術ももうないんだわ!ただただ推しに募る想いが己の中で膨らんで、爆発するしか道はない。そうならないように、沼を覗いて楽しんだら次の沼へ、嗜む程度にとどめてたらしく…無意識的に。

それがどうした、覗いたついでに足滑らせた挙句、ハマって抜け出せなくなってしまったではないか!
そうなってしまった経緯と要因の整理を冷静に行うことで、「冷静に」沼からの脱出を試みます。どうかお付き合いください。

ちなみにBGMはド葛本社のFam☆Fam☆Time!でお送りしま…あや、「YES」って言ってるイケボはやしきずか!?突然いい声出すのやめて心臓に悪い!!

ちなみにまじのVtuberにわかが話をするので、タブーとかに触れてたらごめんなさい!まだその空気感もわかんない!マズっているなら記事下げるので教えてください本当に怖い!!

沼に足を滑らせるに至るまで

2020年5月。例の「ご時世」ってやつで、3月頭にミッドサマーを観に行ったきり、休日は家に引きこもる生活が続いております。ミッドサマー、しばらく心奪われて元どおりになるのに2週間くらいかかったね🌸🦅
いや、引きこもるったっていつも通りゲームしたらいいやろ!って思ってたんですけどね、いざ蓋を開けてみるとね。どうぶつの森の時かけ燃え尽き症候群でゲームのやる気はしないわ、というか「ご時世」の遠隔ストレス(おそらくSNS疲れ)(でもやめない)でそもそも体が動かないわで、来たるGW5連休は3日は寝て過ごしました。1日中寝てた。人間こんなに寝れるんだなってくらい寝てた。

来たるは5月10日、日曜日。変わらずリビングでゴロゴロと動かないわたしにとってスマホは快楽でいっぱいです。ゲームをじっくり楽しむ体力もないので、Twitterを眺めたりYouTube見てたりしてたんです。主にでびでびでびる様の切り抜き動画をちまちまと…
でびでびちゃんは純粋に「全てが可愛い❤️愛でたい❤️」みたいな感じで見てて、切り抜きは積極的に見てるんだけど。
最初に彼氏に薦められたのは、実は葛葉だったんです。半年近く前、この動画面白いよーって「暗黒の中であんこ食う」を見たわけです。ハンニンニンニニニーン♪
ただ葛葉の動画は、それ以外はあまり見なかった。見ないようにしてた。彼氏に葛葉の話をぼんやり聞いていた時点で、沼の〝【】深さ【】〟を本能で察知していたから…無意識で。
ただ暇って恐ろしいもので。ふと「葛葉の他の動画はどんなものなんだろう」と思い立ってしまったのです。浅瀬で楽しんでいる沼に「もう一歩くらいなら…」と。そこからはもうズブズブ、気づいた時には葛葉沼に落ちて…いや、訂正しましょう。沼ではなく「恋」に落ちていました。んで、この記事を書くに至るわけです。沼の旅人のつもりがどうしてこんなことに。さーて、どうしたもんかな。


どうして「葛葉」なのか?

自己分析タイム。なぜ長い期間かけてたくさん見たはずのでびでびちゃんより、葛葉という存在に1日でコロッと落ちてしまったのか。本能で避けるほどの沼の内容についての分析…という名の、「葛葉のここが好き!」を垂れ流します。ほら、冒頭でも言った通りファンアートとかで出力できないからさ、文章にでもしないとさ!爆発しそうなんだよね!

①顔がいい

まずはここに尽きる。顔がいい。ビジュアルがいい。もう全てがいい。
白髪。はい性癖!
自分のアバターがわりにしてるキャラクターも白髪であることから分かるように、白髪が無条件に好き。銀髪ともいうけど、個人的には白髪ってかんじ。好き。
色白。さらには赤目。はい好き!
いかにも不健康って感じの見た目好き。加えて目のクマ!うーん不健康!好き!

②「吸血鬼」

はい性癖!!!!!!!

一番大事なポイントです!!!!!ここがわたしの性癖テストに出ます!!!
ダレンシャンでバンパイア性癖はDNAと本能と心の奥に刻まれてるので抗えないんだな。「オニオンのピクルス」を小学校高学年という多感で創造豊かな時期に仕込まれた人間だぞ!吸血鬼ってだけで好きになるように作られておりますので!
この間買ってしまったしな!ダレンシャン(と、デモナータ)!…ここまで言ってるけど、オニオンのピクルスとラスト以外内容ほとんど覚えてないので、いまゆっくり読み進めています。
もちろんダレンの影響もあるけど、二次元における血描写大好きなので、それと切って離せない吸血鬼が刺さりやすいというのもある。やっぱりこれは「本能」なのよね…
そしてその設定に伴う見た目。八重歯?犬歯?可愛いね…えっこれでかぶりついて血を吸うんだよね…?好き…
んでもって色白の肌に血の赤色が映えるね?好き………………………

③ゲーマーならではの性格の悪さ

褒めてます。叩かないで!右目はやめてよ!
ゲームやってる人間、特に対人ゲーやってる人間は全員口が悪いと言っても過言。でもそんなところない?LoLで一番勉強になるのは英語の悪態だってわたし知ってるんだからね!
他人を倒したり、欺いたり、そう言った時に出る口の治安の悪さと勝利の高笑い!もしくは負けた時のありったけの悪態……わたしそういうの大好き!だからゲームしながら会議通話とか楽しかったんよねえ〜
葛葉はまさしくそれの典型という感じ。昔はよく炎上してたみたいだけど、それを経験した程よい塩梅…そうそう!そういうのが欲しいんだ!そういうのが好きなんだ!わかってんじゃねえか!(上から目線)という気持ちになっちゃう…高貴な吸血鬼でニートって設…イメージとぴったりで違和感ないところとかね。
んでもって、そういう人たちに囲まれてきたわたし単体に親近感が湧いてしまう。ううー!一緒にゲームしたら楽しいんだろうか!いや腕前違いすぎて無理かな!


④からの「デレ」のギャップ

ここまで…知ってしまった時点でもう十分「好き」なのに…うっかりこんな動画を見てしまったから、わたしはいまこのブログを書いている。
3:18あたりの「ファンは資産」の発言がね、こう、わたしの心臓を射抜いてしまった訳ですよ。素直に言葉にしてくれる嬉しさ。…まだファンではないはずなのにね!?
普段とのテンションの微妙な違い、それを普段のテンションで照れ隠してしまうような様子が、にわかながら、なんだかとっても…「愛しい」と感じてしまったのだ。


はい、ここで片足滑りました。それが日曜日の夜。心臓がときときして、若干の吐き気を覚えながら見た夢に現れるにじさんじ所属のVtuberたち。朝起きても通勤しても仕事してても頭から離れない葛葉の笑顔とダジャレに気づいた時の変顔……
このままでは、自分の中で燃え上がる何かを放っておいては、ど、どうにかなりそうだ!ひとまず誰かに吐き出さねば!
5月11日、月曜日。の、昼休憩。友人に相談したところ、「片足という認識がそもそも間違い」「頭のてっぺんまで沼の中にいるよお前は」「もはや恋」などと叱咤されました。わたしはそれを未だに認められないまま…この記事を書こうと思い立ったのは、その日定時を迎えたころである。

そこまで「好き」なのに、どうして沼から脱出したがるんだ?と疑問に思うオタクが多かろうと思います。推しのいる生活ほど生き生きしているのは、わたしもオタクの端くれ、重々承知。ではなぜ頑なに拒むのか?
それは、Vtuber、YouTuberという界隈に対する偏見とか抵抗から来るものでは断じてありません。

ただ、気づいてしまったのです。

Vtuberというものは、ただの二次元のイケメンでも、かわいいマスコットたちでもない。
画面の向こう側に人g…知的生命体がいて、生きているんだ、ということを。
これがVtuberの最大の魅力であり、葛葉がわたしに刺さった5つめの理由であり………わたしがこの沼を抜け出したい、最大の要因であるのです。


犯した過ち、逃れられない性

時を遡ること、10年とちょっと―――――

当時中学生のわたしは、人生で初めて実況主にハマっておりました。その人は普段は丁寧な言葉使いなのに、突然口調がドSになって、色々な語彙で敵を罵って、負けた時は悔しがって、大声出してお隣さんに怒られて…なんだか全てがたまらなく面白くて!わたしがその人を知ったころには毎動画ランキングに上がるようなベテラン枠だったかな。既に上がっていた100近い過去動画をすべて見て、やっと追いついて、1週間ごとに投稿される動画を心待ちにする生活を送っていたものでした。


当時学生で時間が無尽蔵にあるわたし、意欲とお絵描きのスピードったらすごいもんで、ずーっとその人のことばっかり描いてました。

実況主が自らのアバターを設定していなかったので、やっていたゲームの主人公に寄せて、ファンの間でこんな感じじゃないか?この人のいいな!真似しよう…とかで、だんだん洗練されていって。それに積極的に加わって、pixivを通してファン同士の友達ができて…めいっぱい二次創作と交流を楽しんだものです。この当時はファンアートなんて便利な言葉、なかったんだよなぁ!

それと同時に、わたしも実況動画を出したい!と強く憧れたものです。まあ当時は、マイクをやっと手に入れたけどアマレココの使い方が分からなくて断念しましたが。I wanna be the guyとかやろうとしてたね、懐かしいね。


そうそう、思い出した。当時オタクの間でTwitterがコミュニケーションツールとして流行りはじめてた頃で、同級生に勧められたけど気が進まずに登録してなかったんだ。大晦日の2009年12月31日、今年やり残したことを探してたら、その実況主がTwitterをしているとを知って、大急ぎで作ったのが今のメインアカウントだったりします。わたしの人生もしやといわずとも、彼に狂わされておるな?


いや、狂わされるというよりは、己が狂っていたんだよな…


今でも思い出しては、どう謝っていいのかわからなくて辛くなる時がある。

楽しいファン同士の交流。当時にわか女オタク腐女子のわたし。周りにいる人たちも、もれなく女ファンであり、腐女子が多かった。いくつくらいかわからなかったけれど、上は大学生くらい。若いオタクばかり集まるとどうなったか。その活動が膨らんでいくと、どうなったか……。

ええ、「最悪」が起きました。

本人の目に入ってしまった、それを公の場で不快であると言わせてしまった。憧れである、彼に!

わたしは若かったと言えど、「画面の向こう側にいるのは人間である」という現実を知らなかった。気づけなかった。本人に言われるまで…こんな、こんな恥ずかしいファンがあるか!

その少しあと、彼は度重なる炎上の果てに、大好きだったシリーズを完結させることもないまま実況をひっそりと引退してしまいました。わたしもどれが本当でどれが嘘でという情報戦に疲弊し、最後は大好きだった彼を「嫌いになる」ことでブームを終えました。振り回されるほど好きだった。俗に言う「元信者アンチ」に成り果ててしまうほどに。


…ええ、お分かりの方もいらっしゃるかと思いますが、元S5患者です。久々に百科をみたら文章が狂おしいなぁと…みんな熱狂していたんだね。

もし憧れの彼の目に届いたなら…その節は大変申し訳ありませんでした。復帰と完結、おめでとうございます。自身の古傷を刺激しない程度に、遠目から応援しております。大切で楽しく苦い青春を、ありがとうございました。


とまあ、そんなわけです。
腐女子という性と、信者になってしまったという過去。この二つの過ちを戒めとし、気づけば実況というジャンルを深追いしないようになっていました。
これは今でも変わりません。積極的に創作する身ではないし、そういう話を公にしないように徹底していても、私は腐っても腐女子(?)。「そういう目」でみてしまう習性はいまでも抑えられないし、そういう目で生身の人間を見てしまうのは自分が罪悪感で耐えられないのです。とか言いつつ、下手したら罪悪感まで飲み込んで美味しくいただきかねない。本当にやめたい。けどこれはもう本当に、逃れられない性なのです。

んでもってわたしにとって、「推す」は「信仰」と同義であることも避けられません。これは最近気づいたことなんだけど、細かいことは気が向いたら文章で整理して記事にでもします。(この点ででびでびちゃんがピッタリフィットしたため、安心して好きになれたんだろうなあ)


戒めは上記2つだけど、実況を避ける理由はもうひとつ。

一度実況主に憧れた身、動画や配信を見ていると、「この人のここが面白いな」と同時に「わたしもやりたい」という気持ちになってしまうのです。それで過去はニコ生やってたわけだけど、結局リスナーとの関係性が難しくてやめてしまいました。うまくいかないんだから、もうやらないぞ、と思っているだけあって。わずかに残った憧れが、苦しくて…

「この人と同じ舞台に立ちたい」「いや無理だ、わたしなんかがかないっこない」という感情を、面白い実況主を見るたびに味わってきました。売れない役者がテレビ俳優を眺めるような感覚を、わたしは実況主に抱いてしまうわけです。行動しているならまだしも、諦めてしまったのに!全てが実況主に対して失礼で、なんかもう嫌なわけです。



Vtuberという新世界

そんな葛藤と無意識下で戦いながら沼でもがく最中、たどり着いたのは葛葉のTwitterアカウント。
うんうん、Vtuberってひとりひとりオリジナルのタグがあるんだよね。生放送用もあるんだなぁ。イラスト見やすいように個別のイラストタグがあるのは知ってるよ。ひとまず落ち着くためにそのタグを見て回……えっ!!?

R指定ファンアート公式タグがある!?

マジで度肝抜かれました。恐る恐る開いたら、吸血鬼らしく血に塗れた葛葉、葛葉、葛葉!ときたまほんのり腐臭が漂う二次創作漫画!彼氏に聞いたら、女の子Vtuberは普通にエロ絵があがっており、ごく稀にそれを本人がふぁぼしたりする世界だと教えてもらいました。抜かれた度肝をもっかい抜かれた。
わたしは沼の旅人、歓迎されぬ旅人だ…とか思いながらひっそりやってきたのに、ようこそいらっしゃいませ!と言わんばかり、沼までカーペットと花道で迎え入れられたみたいな光景。

わたしが戒めて過ごしてきた10年、 無に還るくらいの「歓迎ムード」は一体何!?!?


そう、ここはVtuber沼。今までの実況沼とはいろいろ訳が違ったのである!

完全にパニックです。見た目は二次元、画面の向こうは知的生命体、実況を主とする人達が、アイドルみたいに歌って、声優みたいにセリフを読む。自由なファンアート、数々の切り抜き動画、過去配信。歌ってみたもあれば、オリジナルソングもある、Apple MUSICに配信もされてる。なんか手押し相撲配信ログがある。わたしが唖然と突っ立っている間にも、Vtuberたちが誰かしら長時間配信をしている。
なんだろ、これください!って言っただけなのに店ごと渡されたみたいな…(???????)そこまでしろとは誰も言ってないんじゃ…いや誰かが言ってるのか…?

いや、というか、わたしのこの、気になっている「葛葉」という存在は、実況主でもなく、二次元キャラでもないらしいんだけど。

一体、一体お前は何者なんだ!!!


こんなことを延々ぐるぐる考え込むこと2日間。
5月12日火曜日。この思考回路の空回転を止めるため、ブログを書くため久々に立ち上げたはずのパソコンで、なぜかキャプチャーボードに改善策を施しながら(Win10にしてから調子悪かったんだよね)、彼氏と通話をしました。

これかなり久しぶりの行動です。恋人って普通こまめに電話とかするもんなんだろうけど、人生を消耗して寝続けていたのでそれもまともにできんかったのです。つまりすごい身体が元気になってる。普段なら、まず平日にそんなことせんのよ!パソコンつけたのは実に1ヶ月ぶり、まともに触るのはもっとしてなかった、近いうち中古に出してタブレット買おうかなとか考えてたくらいなのに。

そこで、にじさんじファンの先輩である彼氏に助けを求めたのである。葛葉とは一体何者なのか。わたしは一体どういう気持ちで彼に向き合えばいいのか。葛葉って実況主なん!?ストリーマーなん!?二次元キャラなん!?!?ストリーマーってセリフを丹精込めて読む仕事、喜んでやってしまうものなん!?!?!?!?

彼氏「葛葉はメンズアイドルみたいな感じで売り出してるよ」


オッケー、全て解決した。

わたしは今日から葛葉をアイドルとして推し、信仰することをここに宣言します。
もはや沼で足掻く必要もない。今日からここが我が家だ。

長らくここにいれば、いつかにじメンプロデュース大作戦の葛葉のセリフだって聞けるようになるさ。今はまだ恥ずかしくて、「遅え。」の一言だけで ア゜ って声上げて動画閉じちゃうけど。そうだ、信仰の証に近いうち、葛葉に人生で初めてのスーパーチャットを送ろう。そして「スーパーチャット、アリガトウゴザイマァス!😉」してもらうんだ…………



5月13日水曜日。

😳


…🤔

先にセンキュースーパーチャットもらっちまったが?

枠とるタイミングが神がかってない?わたしピンポイントすぎない?神がVtuberをすこれの意思を示されたって感じなんだけど。にじさんじのみんながチョコットランドやるなら、私はすべてのアーカイブに500円貯金するからな。流行ってくれよな。待ってるよ有識者叶!!!!

あ~あ、このブログのオチは「一周回って私もバ美肉して配信とかしてやるぜ!FaceLig購入検討中!」にするつもりだったのになあ~~~~~~~!!!!!!!


以上、7000文字オーバーの私の3日間の葛藤の様子でした。



※なんでチョコットランドに反応するのかの答えは私の過去にある(いまでも閲覧そこそこあることに御礼)↓

0コメント

  • 1000 / 1000

Melog

日常と、ゲームと、隙あらば自分語り。